熊野・波田須。最古の石畳を歩き、不老不死の伝承を辿る「徐福の里」巡り
世界遺産・熊野古道のなかでも、特に古い歴史を持つとされる「波田須(はだす)」。鎌倉時代の石畳が今なお静かに眠るこの地には、もうひとつの壮大な物語が息づいています。それは、今から約2200年前、秦の始皇帝の命を受け、不老不死の霊薬を求めて海を渡ってきた「徐福(じょふく)」が上陸したという伝説です。 この体験では、熊野を知り尽くしたガイドと共に、苔むした最古の古道を歩き、徐福が祀られた神秘的な社を訪ねます。最後には、海を望む茶屋で、土地の物語に想いを馳せるティータイムを。時空を超えた伝説が重なり合う静かな集落で、心穏やかなひとときを過ごしてみませんか。

体験の詳細
熊野古道 ― 千年の祈りが積み重なる、魂の道
世界でも珍しい「道」そのものが世界遺産として登録されている、熊野古道。紀伊半島の峻険な山々を縫うように続くこの巡礼の道は、平安の昔から「蟻の熊野詣」と例えられるほど、身分を問わず多くの人々が列をなして目指した聖地でした。

古来、熊野へ詣でることは「死と再生」のプロセスそのもの。一度、死者の世界である「黄泉の国」へ入り、再び生まれ変わって現世へと戻る——そんな「よみがえり」の信仰が、この地に宿っています。一歩踏み出すごとに自分を見つめ直し、祈りを捧げた千年の月日。石畳に残る窪みや道端に佇む野仏たちは、神と仏、生と死が溶け合う熊野の精神を、今も静かに伝え続けています。

この体験では、海と山を一緒に感じられる「波田須(はだす)」の古道を、ストーリーテラーと共に歩きます。歴史の波に洗われた石畳、海を望む集落、そして不老不死の伝説。ただ歩くだけでは気づけない、幾重にも重なる物語の深層に触れる旅へ出かけましょう。

ストーリーテラー:たなかなおこ(熊野市観光比丘尼)
東京出身。新卒で外資系IT企業に入社し、転職を重ねながらも会社員ライフの疲れを感じていた頃から、とにかく熊野が好き。通算20回以上の熊野旅を経て、2020年に三重県熊野市へ移住。熊野市観光協会で地域おこし協力隊として務めた後、現在もストーリーテラーとして、よみがえりの聖地・熊野の魅力を発信している。かつて熊野の布教活動をしていた旅の尼僧をロールモデルとして、「現代の熊野比丘尼」を勝手に名乗って活動中。
本体験には、旅をより豊かなものにするための「事前オンライン相談セッション」が含まれています。皆様の興味関心に合わせて地域のディープな見どころや、受け継がれてきた食文化などの予備知識を丁寧にお伝えします。このセッションを通じて、旅への理解が深まるだけでなく、当日への期待もより一層膨らむはずです。特別なひとときを最大限に楽しむための準備を、一緒に始めましょう。
鎌倉時代の石畳が導く「最古の古道」へ
熊野市駅から車を走らせること約20分。たどり着いた波田須の地には、伊勢路のなかでも最古といわれる、鎌倉時代の面影を遺す大きな石畳がそのままの姿で残っています。大きさを揃えた石を規則正しく並べるのではなく、不揃いな野趣あふれる大石を組み合わせ敷き詰めた文字通りの「古」道。そこには、歴史あるのどかな海の里ならではの、どこか穏やかで優美な空気が漂っています。

「熊野古道」と聞くと、何日もかけて険しい山道を歩き続けるような、厳しい行程を想像されるかもしれません。しかし、ここ波田須の道は、そんな先入観を心地よく裏切ってくれる、初心者の方にこそ選んでいただきたい特別なコースです。
古道の魅力を凝縮したような美しい石畳が続き、歩く距離もほどよく、心にゆとりを持ってそのエッセンスを堪能できます。「古道は初めて」という方はもちろん、「熊野には何度か足を運んでいるけれど、歩くのは少し自信がない」という方にも最適。足元から伝わる歴史の重みを感じながら、ただ目の前の歴史と絶景に没入できる、贅沢な「古道デビュー」をお約束します。
2200年のロマンが眠る「徐福の宮」
古道を抜けると、目の前には熊野灘の碧い海を望む波田須の集落が広がります。この地は、遥か2200年前、秦の始皇帝の命により「不老不死の霊薬」を求めて東方の海へ旅立った使者・徐福(じょふく)が上陸した場所と伝えられています。

集落の中で巨木に守られ鎮座する「徐福の宮」は、海風が吹き抜ける小さな祠。異国の地を終の住処として選んだ徐福は、この風景に何を見出し、何を願ったのか。ストーリーテラーが紐解く時空を超えたロマンは、あなたの想像力を心地よく刺激してくれるはずです。
絶景の茶屋で、海を眺めて「ととのう」時間
旅の締めくくりは、海を一望する高台に佇む「徐福茶屋」へ。眼下に広がる真っ青な熊野灘は、かつて徐福が命懸けで渡ってきた海そのものです。その広大な水平線を眺めながら、自分自身を見つめ直す贅沢な休息のひととき。

温かいお茶を片手に、ガイドが語る熊野の奥深い知恵や、今も地元で愛される「徐福さん」の物語に耳を傾けます。心地よい海風に吹かれ、物語の余韻に浸る時間は、日常の忙しさで閉じていた感覚を優しく解き放ち、心に清々しい凪(なぎ)を届けてくれるでしょう。
体験のご予約の流れ

手順1
カレンダーから、開催日・開催時間・予約人数を確認し、選択してください。

手順2
申込に必要な情報(氏名・生年月日・住所など)を入力してください。

手順3
支払い方法を選択して決済情報を入力し、支払いを行ってください。 ご入力いただいたメールアドレス宛に、申込確認メールが届きますのでご確認ください。
アクセス
JR熊野駅
〒519-4324 三重県熊野市井戸町
【電車でお越しの方】
紀勢本線(JR)
・名古屋駅から特急〈ワイドビュー南紀〉で熊野市駅まで約3時間30分
・新宮駅から各駅停車で約40分
・紀伊勝浦駅から約1時間
大阪方面からお越しの場合
・JR大阪駅 → (新大阪経由・新幹線)→ 名古屋駅 → 特急〈ワイドビュー南紀〉で熊野市駅まで約4時間30分
熊野市駅からのアクセス
・波田須神社までは車で約15分
・JR紀勢本線で波田須駅まで約7分、波田須駅から徒歩で約20分
・公共交通機関の便数が大変限られるため、タクシーまたはレンタカーのご利用が便利です。
【自動車でお越しの方】
紀勢自動車道(無料区間)
・尾鷲北ICより約20km(約25分)
・熊野大泊ICより約3km(約5分)
国道42号線(熊野街道)
・名古屋方面から約180km(約3時間30分)
・和歌山・新宮方面から約40km(約1時間)
体験概要
- 料金
- 7,200円(名/税込)
料金に含まれるもの 特別ツアー体験料 - 催行人数
- 1〜9名
- 体験の流れ
- 1.JR熊野駅で待ち合わせ、車で移動(体験開始時間にお集まりください)
2.熊野古道“波田須の道”散策(約30分)
3.波田須集落&徐福の宮 散策(約30分)
4.ティータイム&熊野古道トーク@徐福茶屋(約30分)
5.熊野市駅で解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※徐福茶屋さんは、営業日が大変限られる為、ご予約の日程でお店が開いていない可能性の方が高いことをご了承くださいませ。 - 服装・お持ち物
- ・歩きやすい靴
・動きやすい服
・お飲みもの
- お支払方法
- クレジットカードでの事前決済となります。
- 参加条件
- 6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。 - 予約期限
- 開催日の2週間前まで。
- 特記・免責事項
- ・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合がありますのであらかじめご了承ください。
・同行ガイドは、お客様の車に同乗させていただくか、別の車で現地合流いたします。
・お車の交通手段の無い方には、当該地区のタクシーをご紹介いたします(別料金)
・ティータイムは、お店でご当地ならではのおやつをお勧めすることもできますし、飲み物等をご持参いただければ、無料休憩所や屋外でお話しすることも可能です。 - よくあるご質問
- ・体験中の写真撮影は可能ですか?
撮影していただいてかまいません。ただし、神社への敬意を忘れずに、他のお客様へのご配慮をいただきマナーを守って撮影をお願いいたします。
キャンセル・返金について
INORIは、LAMBDA・JAPANが企画・募集し実施する企画旅行で、お客様は当社と企画旅行契約を締結することになります。
■旅行のお申込みと契約の成立時期
契約成立は e-mail 等で確定通知がお客様に到達したときとします。
■キャンセル料について
お客様のご都合によるキャンセルにつきましてはキャンセル料がかかります。料率につきましては下記キャンセルポリシーをご確認ください。
| 取消・変更日 | 取消・変更料 | |
|---|---|---|
| 旅行開始日の前日から 起算してさかのぼって | a. 12日目にあたる日以前の解除(宿泊を伴う旅行にあたっては21日前) | 無料 |
| b. 11日目にあたる日以前の解除(宿泊を伴う旅行にあたっては20日前) | 旅行代金の30% | |
| c. 7日目にあたる日以降の解除、および無連絡不参加 | 旅行代金の100% | |
■返金について
クレジットカード決済の場合、お申し込み時に登録したクレジットカードに返金となります。(申込時に決済確定が行われますが、変更時に返金となります。クレジットカード会社によっては、翌月の処理になることもありますのでカード明細をご確認ください。)




