神社にお参りした際の楽しみといえば「おみくじ」ですよね。「大吉だ!」「凶が出ちゃった…」と一喜一憂しがちですが、実はおみくじにはもっと深い意味や、意外と知られていない作法があります。今回は、少し変わった特徴を持つ「明治神宮」のおみくじを例に、おみくじの本来の役割や、引いた後の保管・処分の方法についてご紹介します!
「大吉」も「凶」も書かれていないおみくじがある?

一般的なおみくじには「大吉」「吉」「凶」などの吉凶が書かれていますが、実は明治神宮のおみくじにはそういった吉凶が一切書かれていません。何が書かれているかというと、明治天皇の和歌(御製)や、昭憲皇太后の和歌(御歌)です。和歌だけでは意味が分かりにくいかもしれませんが、裏面にはその和歌の意味や解説がしっかりと書かれています(英語での解説もあります)。
おみくじは神様からの「今の自分に必要なメッセージ」

吉凶が書かれていないと物足りなく感じるかもしれませんが、おみくじの本来の役割は、神様が「今のあなたに一番必要な要素やアドバイス」を教えてくれるというものです。
そのため、引いたおみくじはただ読んで終わりにするのではなく、神様からのメッセージとして大切に受け取ることが重要です。引いた後は、財布やカバンに入れたり、机の中にしまったりして、時々読み返して日々の心構えにするのがおすすめです。
ボロボロになったおみくじはどうする?正しい処分の作法

おみくじを財布などに入れて持ち歩いていると、どうしても紙がボロボロになったり汚れたりしてしまいますよね。そんな時、どう扱えばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。おみくじは「神様からいただいたお下がり」ですので、まずは雑に扱わず丁寧に保管することが基本です。それでも古くなってしまった場合は、以下の方法で対応しましょう。
- そのまま大切に持っておく:汚れてしまっても、そのまま大切に保管し続けて問題ありません。
- 神社の「古札納所(こさつおさめしょ)」に納める:手放す場合は、神社の入り口や本殿の近くにある古札納所に納め、お焚き上げをお願いすることができます。
- 他の神社に納めてもOK:例えば明治神宮で引いたおみくじであっても、地元の違う神社に納めてお焚き上げしてもらって構いません。
なお、古札納所に納める際は、近くにあるお賽銭箱にお賽銭を入れるようにしましょう。