神前での特別な作法「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」の正しい手順と意味

2026/05/07 更新

神社でのご祈祷や正式な参拝の際に欠かせないのが、「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」です。普段の参拝とは作法が異なるため、「玉串を渡されたけれど、どう扱っていいか分からない…」と焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は、神様への感謝や祈りを込める玉串拝礼の正しい作法を分かりやすく解説します!

玉串(たまぐし)とは?

神社では、神様に「玉串」と呼ばれる榊(さかき)の枝を捧げます。これは、単に植物をお供えするというだけではなく、玉串を通して自らの誠の心を神様に捧げるとともに、神様のおかげ(恩恵)をいただくという大切な意味が込められています。

玉串拝礼の正しい手順

玉串を受け取ってから神前にお供えし、下がるまでの一連の動作には決まりがあります。以下の手順を覚えておけば安心です。

1. 正しい受け取り方と持ち方

玉串を受け取る際は、必ず両手で受け取りましょう。持つ時は、右手で玉串の枝の根元(枝元)を上から持ち、左手で葉の部分を下から支えるように持ちます。この時、葉の部分を少し上にあげ、胸の高さでキープするのが美しい持ち方です。

2. 神前への進み方

玉串を置く「案(あん)」と呼ばれる台の手前まで進んだら、まずは立ち止まって小さく一礼をします。その後、ご神前に進み今度は深く一拝(90°)をします。

3. 祈念(きねん)を込める

いよいよ玉串に心を込める動作です。玉串を時計回りに回して、葉先を上に向けて立てます。そして、下から支えていた左手を下げて右手の枝元に添え、ここで祈念(願いや感謝の心)を込めます

4. 向きを変えてお供えする 祈念が終わったら、玉串をさらに時計回りに180度回し、枝元(根元)がご神前(神様の方)を向くようにします。その状態のまま、目の前にある台にお供えします。

5. 最後に「二拝二拍手一拝」 玉串をお供えし終わったら、最後に「二拝二拍手一拝(2回深くお辞儀、2回拍手、1回深くお辞儀)」を行って締めくくり、後ろへと下がります。

関連する読みもの

関連する読みものはありません。